• 小児期から成人期まで持続する喘息は、成人期に発症する喘息と異なる表現型を示す

    To M, et al. J Allergy Clin Immunol Pract. 2020;8(6):1921-1927.

    成人喘息は発症時期に基づき、成人期に発症した喘息患者（成人発症群）、小児期に発症した喘息が成人になって再発した喘息患者（再発群）、小児期から持続する喘息患者（持続群）の3群に分けられる。

    本研究では、同愛記念病院アレルギー・呼吸器科を2015年10月から同年12月に受診した18歳以上の成人喘息患者1,443例（成人発症群1,037例、...

  • 実臨床における中等症から重症喘息集団のアドヒアランスパターンの軌道解析

    van Boven JFM, et al. J Allergy Clin Immunol Pract. 2020;8(6):1961-1969.

    Global Initiative for Asthma（GINA）ではStep 5の治療において、高用量吸入ステロイド薬（ICS）/長時間作用型β 2 刺激薬（LABA）でコントロール不良の喘息の場合には、追加治療（例：経口ステロイド薬、生物学的製剤、長時間作用型ムスカリン拮抗薬）を考慮すること、追加治療を行う前にICS/...

  • ドーパミン報酬系の活性化はマウスの受動皮膚アナフィラキシー反応を改善する

    Nakajima S, et al. Allergy. 2020;75(12):3275-3279

    ポジティブな感情は身体の健康に関連しているが、ポジティブな感情がアレルギー反応に及ぼす影響については明らかでない。

    脳報酬系は、脳の腹側被蓋野（VTA）におけるドーパミン作動性ニューロン及びVTAから大脳辺縁系コンポーネントへのドーパミン投射により構成されており、ポジティブな感情、期待感、モチベーションなどに関連している。

    本研究では、...

  • パイプラインおよびダウンロード可能なHCPリソース

    中枢神経関連の医薬品を含むノバルティスのパイプライン、またHCPとその患者との関わり方に関するツールにつきまして、以下のリンクからご覧ください。このようツールは、進行性多発性硬化症に関する患者さんとの会話を促進するツールや、患者さんが診察前に準備するための質問票が含まれます。

  • MSの病理と進行

    インタラクティブな患者事例を通じて、多発性硬化症(MS)の病態と進行を観察し、疾患の初期段階における神経炎症の影響を考えます。また様々な種類のMSにおいて、この疾患の機序がどのように進行するかをご覧ください。

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